2023年2月上旬、エクスプローラーマラソン初日は晴天でした。
左腕にはエクスプローラー2。
仕事の合間、職場から歩いて行ける正規店に向かいました。
平日の昼下がり、お店に着いて、驚きました。
すでに3人ほど、お店の外で並んで待っておられます。
人のことは言えませんが、思わず「ほう、これがロレックス・マラソンか」と、独り言ちてしまいました。
お店から1人(組)出てくると、1人(組)入店できる仕組みのようです。
数分待ったでしょうか。
入口付近で案内係の方に促され、アルコール消毒のうえ入店すると、店内はまずまずの混雑ぶりで、さらに驚きです。
食い入るようにショーケースの見本品を眺めている20代~30代と思しき若者が数人。
カウンター席に座り店内を見渡している品の良いご老人。
ご夫婦と思しき2人連れも2組ほど。
客層も多彩でした。
ほどなく、男性の店員さんにお声がけいただきました。
着用していたエクスプローラー2を起点に時計談義を楽しむこと数分、希望モデルを尋ねられたので、エクスプローラーを購入したいと伝えました。
店員さんは購入制限があることや購入に際して写真付きの身分証明書が必要であることなど、事細かく教えてくれました。なんでも、転売が横行していることで、近年、特定のモデルを購入する際の手順が厳しくなったのだそうです。
店員さんはエクスプローラーも現在入手困難だとしながら、「念のため在庫を確認してみます」とバックヤードに向かわれました。
待つこと数分。
戻った店員さん曰く、「色違いならご用意できます」
色違いというのは、現行モデルリリース時に追加されたもので、ベゼルやブレスレット中央部などにイエローゴールドがあしらわれたコンビモデルです。
店員さんは「実はこちらの方が入荷が少なく、実物をご覧いただく機会もなかなかないと思います。お時間が許せば是非、奥で試着されてはいかがですか」などと仰います。
確かに希少性はあるのかもしれませんが、イエローゴールドの良さがこの歳になってもまだ理解できない私。あまり気が進まなかったため、正直に「大変貴重な機会なのかもしれませんが、購入しない可能性が高いのに試着でお時間を取らせるのは忍びないです」と伝えました。
それでも店員さんは「ご購入いただかなくても大丈夫です。是非一度、お手に取って」などと仰います。
そこまで仰っていただくと、ちょっと見てみようかという気持ちも湧いてきます。
流れには逆らわず、というのも、引き寄せ的かもしれないと思い、お言葉に甘えることにしました。
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