現在、ロンワンズのブレスレットについては、2種類のブランド刻印が選択できるようです。私の手元にある2本にも、それぞれ異なる刻印が刻まれています。
シルクヘロンに刻まれているのは、現行・ロンワンズのブランド刻印です。
3羽の鳥が連なり集っているように見えるロゴマークを中心に、独自フォントのブランドネームが並べられています。
シンプルで洗練された印象を受けます。
スモールシルクリンクには、創業当時のレナード・カムホート刻印が施されています。
本物を入手することが困難だったあの頃、天才彫金師のフルネームが刻まれたクラスプを持つブレスレットは憧れの的だったことを懐かしく思い出します。
おそらくは、購買力を得た我々世代を狙い撃ちしたブランド側の戦略なのでしょう。
近年、レナード・カムホート時代の刻印をオーダーできるようになりました。
そうなると、やはりカムホート刻印への憧れが蘇ってきます。
単なるリバイバル商品といえばそれまでかもしれません。
ただ、私にとっては、あの頃と今の両方を楽しめることが、ありがたく思えてならないのです。
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