ここでご紹介したいのは、ペンダントヘッドではありません。
ヘッドの上についている接続金具「ベイル」が今回の主人公です。
BSフレアのペンダントには、もともとシルバーチップのついた鹿革の紐(レザーブレード)が付属していました。とても気に入っていましたが、夏場、汗をかく季節には革紐が気になります。
ですので、クロムハーツがシルバー素材のペーパーチェーンを発売した時には、「これだ」と飛びつきました。
20インチを選んで意気揚々と帰宅し、思わぬ落とし穴に気付きました。
フレア上部のリングにチェーンを通した状態をご想像いただけるでしょうか。
正面から見ると、フレアは真横を向いた状態になってしまうのです。
この状態で身につけると、どうやってもフレアが斜に構えて浮いた状態となり、大変おさまりが悪く、付け心地がよくないのです。
ふたつの環を美しく繋ぎ、心地よい付け心地を実現する手段はないものかと思っていたところ巡り会ったのが、CHプレーンベイルでした。
今、フレアにはその後入手したリムーバブルベイルを合わせてあります。
リームバブルベイルはベイル付のクロスと同形状で、ややシャープな意匠です。
ベイル付クロスのペンダントヘッドと18インチのNEチェーンを手に入れた際、「いずれこのベイルの部分だけ販売してくれないかな」と思っていたものでした。
プレーンベイルは前回書いたダガーの方が収まりがよいため、そちらで愛用しています。
その日の気分でチェーンやブレードを手軽に変えられるのは、ベイルのおかげ。
こういう小さなパーツをしっかりラインナップしているところも、クロムハーツの良さのひとつだと感じます。
そして、あったらいいな、を手に入れられるのは法則のおかげだと、私は信じています。
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