6-① スランプの時はどうする?

006 感情の浄化

 引き寄せ生活の前後で、大きく意識が変わったと感じるのは、スランプ時の対応です。

 スランプに陥ったとき、かつての私は、ただただ、自分の不幸を呪っていたように思います。
 身に降りかかった出来事に怒りを覚え、自分が可哀そうだと被害者意識を高める――。
 その裏側には、「自分には全く非がないのに…」という思いが潜んでいたように感じます。

 要は、「他責」でした。

 でも、引寄せの法則の根底にあるのは「自責」です。
 スランプも自分が引き寄せたものだと自覚するのが、引き寄せ生活です。

 この原理原則を踏まえ、より好ましい状況を引き寄せるためには、発動中の負の引き寄せを停止させることが課題になります。
 負の引き寄せを停止させるためには、その不幸がもたらされた原因を探る必要があります。
 
 自らの責を認めてその原因を究明するプロセスは、自身で瘡蓋をはがすかのような痛みを伴うように感じるものです。
 ともすれば負の感情を増幅させ、さらに好ましくない引き寄せを発生させてしまいそうで、不安になることもありました。

 そんな時に助けられたのが、Keiichi氏のご著書「心の浄化法 怒りや不安が消える感情の解放メソッド」でした。

 氏の「クリアリング・メソッド」は、文字通り、感情を浄化するメソッドです。
 引き寄せ生活のみならず、生きていくうえで出会う様々な好ましくない状況に対峙するときに、大切な前提として欠かせないものだと、私は感じています。

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