引き寄せの賢人たちのご著書を読む限り、法則の作用に関して、感謝の対象が現存しているかどうかは関係がないようです。
前回、私は「素朴な感謝」の対象を見出すことは、それほど難しくはないと書きましたが、もし、どうしても、現在進行形の事象に感謝の対象を見出せないのであれば、思い出の中にそれを求めることもできると、賢人たちは教えてくれます。
過去の出来事であっても、
今、そのことに感謝していれば、
法則はその感謝に応じた作用をもたらす
ということです。
ある賢人は、アインシュタインの言を引き、物事を時間軸に載せて捉える無意味さを説いています。また、ある賢人は、力強く「この一瞬にフォーカスし続けよ」と強調しています。さらに一歩進めて、願いが叶った未来を想像して感謝することを勧める賢人もおられます。
いずれも私にとっては、なかなか難しい気がするものの、冷静に読み解けば、共通要素は、今、あなたが感謝していることが重要だとされている点です。
感謝の対象に時制は関係ない
ということです。
大切なのは、今、感謝を通じてポジティブな波動を発することであって、感謝の対象が目の前にある必要はありません。
感謝することを通じて、今、心地よさを感じられることが大切だと感じます。
今、その1秒前より、ほんの少しでいいから、心地よさを感じる
その積み重ねが、引き寄せ生活のコツのひとつだと、私は思っています。
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