例えば、「〇〇が叶いますように」と念じながら、「でも、やっぱりちょっと無理かもしれない」などと思ってしまった経験はないでしょうか。
法則に出会う前の私は、かなりの頻度で、このような状態に陥っていました。
頭では心地よさを維持する重要性を理解できていても、心の中にネガティブなことが浮かんでくるのを止められない。
そんな経験は、程度の差こそあれ、どなたにもありそうな気がします。
特に、願い事が大きければ大きいほど、その傾向は顕著に表れるように思います。
引き寄せの賢人たちは、我々の中にある「常識」やこれまでの「経験」など、願望の実現にブレーキをかけうる要素を、「抵抗」と表現しています。
そして、この「抵抗」を伴わない稀有な行為が感謝であると説いています。
あの田坂広志さんも、ご著書「運気を磨く」のなかで、感謝は「正悪や善悪の分離が生じない行為」とされ、「ネガティブな想念が生じない」と書いておられます。
改めて考えてみると、確かに、感謝という行為には、ネガティブな抵抗が伴いにくいように思います。
「ありがとう」と感謝しながら、同時に怨嗟の念を抱くことは、考えにくいということです。
ポジティブな波動は願望実現の可能性を拓く
願望が強く大きいほど、抵抗が生まれやすい
抵抗は願望の実現可能性にブレーキをかける
そうであれば、抵抗を最小化しつつポジティブな波動を発することが、願望実現の可能性を高めるということになります。
そのための最有力手段こそ感謝である、と賢人たちは説いておられるように思います。
ポジティブな波動のみで構成されうる稀有な行為、感情
私は、感謝の特性をそのように理解しています。
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