田坂広志さんについては説明無用でしょう。
公式ホームページのプロフィールに記載されているとおり、日本を代表する「世界的な知の巨人」でおられます。
田坂さんのご著書「運気を磨く」に書かれている考察は、私にとって最もしっくりとくるものでした。
この本は、科学だけでは解明しがたいとされるものが存在することを前提に、これを合理的に解明するというお立場で書かれたものだと、私は理解しています。
引き寄せの法則についても言及されており、私が苦手とするスピリチュアルな領域からではなく、専ら量子力学の視点からそのメカニズムが語られています。
田坂さんはまず、「量子力学においては、物質の実体はエネルギーであり、波動であると考える」と書いておられます。
そのうえで、▽量子物理学では、真空中にも膨大なエネルギーが存在することが明らかにされている▽この量子真空中にはゼロ・ポイント・フィールドと呼ばれる場があり、そこには、宇宙の過去、現在、そして可能性のある未来のすべてが「波動」のかたちで記録されている――と綴っておられます。
量子真空中のゼロ・ポイント・フィールド!?――
初めて耳にした言葉に、私は心を掴まれました。
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