引き寄せ関連の書籍では、「『◎◎したくない』という願望の思考は『◎◎したい』と思考しているのと同じ」などとする記述をしばしば目にします。
例えば、「太りたくない」という思考をしているのは、「太りたい」という波動を発しているのと同じであり、どんどん太る状況を引き寄せてしまうなどと記載されています。
そして、その理由については、
「引き寄せの法則はYESとNOを判別できないからである」
などと書かれている場合が少なくないようです。
なぜ、引き寄せの法則はYESとNOを判別できないといえるのでしょうか。
私はその理由を未だによく理解できていません。
ただ、もっと簡単に考えてもよいのではないかな、と思うことはあります。
「太りたくない」という思考は、「太りたくないと思っている自分を引き寄せる」という理解です。
「法則はYESもNOも同じだと判断する」と考えるよりも、「そうなりなくないと思っている状態を引き寄せる」と理解する方が、私には、しっくりときます。
私なりに理屈をこねれば、
「太りたくない」と思っている人は、「太りたくない」と思っている現実を今、まさに生きている。そのような状態では、明日も「太りたくないと思う自分」が引き続き存在し続けることに、迷いや疑念が入り込む余地は少ない。「太りたくないと思っている自分」は、確信しやすい思考であり、それゆえ、太りたくないと思っている自分が現実化する
といった具合でしょうか。
「◎◎はいやだ」という思考は、「◎◎がいやだと思っている自分」を引き寄せる
法則がYESとNOを認識できない理由を突き詰めるよりも、このように整理した方が、私には理解しやすく思えました。
そのうえで、「結果として、法則はYESとNOを識別せずに作用しているように思えるなあ」という程度で済ませても、引き寄せ生活を送るうえであまり支障はないな、というのが現時点における私の実感です。
コメント