1-③ 確信は現実化しやすい

001 現実化する思考、しない思考

 経験上、迷いや疑いのない思考は、現実化しやすいように感じます。

 例えば、「月収◎◎円を得る」と思考した時、「そうは言っても現実には無理かな」などという思考が湧いてくることは、容易に想像できると思います。
 そして、恐らく、「◎◎円」の金額が多くなるほど、その傾向は強まるように思います。

 このような場合、「目標月収を得る」という思考は十中八九、現実化しないというのが私の実感です。

 なぜ、「月収◎◎円を得る」ではなく「そうは言っても無理かな」という思考の方が現実化しやすいのでしょうか。

 ここで、私は、あなたにひとつ問いかけたいと思います。

 あなたは、「月収◎◎円を得る」という思考と、「無理」という思考のどちらを確信できますか?

 「確信」という言葉は、「本音で思える」「本心から思える」あるいは「心の底から信じられる」などの言葉と置き換えてもよいかもしれません。
 「強く思えるか」というニュアンスではなく、「自然に確たるものとして捉えることができる」といったイメージです。

 恐らく「無理」という思考の方が、確信できるのではないでしょうか。 

 思うに、「無理かな」という思考は、現状を肯定するもののように思います。
 今、あなたが置かれている現状が今後も続くということは、自然に確信しやすいように思えます。

 そのような思考は、現実化しやすい――
 これが私の実感です。

 あることを思考した直後に、これに相反する思考をしてしまう。
 そして、相反する思考の方が、直前の思考よりも確たるものである場合、確信している思考の方が現実化しやすい、と私は感じています。

 そして、この部分が実は、引き寄せ生活を送るうえで、とても難しいと思っています。

 ただ、逆に言えば、この部分をうまく制御できるようになると、引き寄せ生活の楽しさがぐんと増す、とも言えるとも思っています。

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